mysql_fetch_object
mysql_fetch_object — 結果の行をオブジェクトとして取得する
説明
object mysql_fetch_object ( resource result [, string class_name [, array params]] )取得された行を表すプロパティを有するオブジェクトを返し、 内部のデータポインタを前に進めます。
パラメータ
- result
- 評価された結果 リソース。
この結果は、mysql_query() のコールにより得られたものです。
- class_name
-
インスタンス化し、プロパティを設定して返すクラスの名前。
指定しなかった場合は
stdClass
オブジェクトが返されます。 - params
-
class_name オブジェクトのコンストラクタに渡す
オプションのパラメータの配列。
返り値
取得された行を表すプロパティを有するオブジェクト(object)を返します。 もう行が残っていない場合は、FALSE を返します。変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
5.0.0 | さまざまな型のオブジェクトで結果を返せるようになりました。 |
例
例 1330. mysql_fetch_object() の例
<?php
mysql_connect("hostname", "user", "password");
mysql_select_db("mydb");
$result = mysql_query("select * from mytable");
while ($row = mysql_fetch_object($result)) {
echo $row->user_id;
echo $row->fullname;
}
mysql_free_result($result);
?>
例 1331. mysql_fetch_object() の例
<?php
$row = mysql_fetch_object($result);
/* これが正しい方法 */
echo $row->field;
/* これは間違い */
// echo $row->0;
?>
注意
パフォーマンス: 速度面では、この関数は mysql_fetch_array() と同等で、 mysql_fetch_row() とほぼ同等です(違いはわずかです)。注意: mysql_fetch_object()は、配列の代わりに オブジェクトが返されるという一つの違いを除いて mysql_fetch_array()と類似しています。 つまり、オフセットによってではなく、フィールド名によってのみ データにアクセスすることができます (数字は、プロパティ名として使用できません)。
注意: この関数により返されるフィー ルド名は 大文字小文字を区別 します。
注意: この関数は、 NULL フィールドに PHPの NULL 値を設定します。
参考
mysql_fetch_array() |
mysql_fetch_assoc() |
mysql_fetch_row() |
mysql_data_seek() |
mysql_query() |
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