SDO リレーショナルデータアクセスサービス関数
定義済みクラス
リレーショナル DAS では 2 つのクラスが提供されています。それは リレーショナル DAS 自身、および例外時にスローされる Exception のサブクラスです。リレーショナル DAS で使用できるパブリックコールは 4 つです。まずコンストラクタ、それから 空のデータグラフからルートオブジェクトを取得するための createRootDataObject()、 リレーショナルデータベースからのデータを含むデータグラフを取得するための executeQuery()、 データグラフへの変更をリレーショナルデータベースに書き戻すための applyChanges() です。
SDO_DAS_Relational
SDO_DAS_Relational_Exception 以外で唯一、
アプリケーションと直接やりとりすることが想定されているオブジェクトです。
メソッド
-
__construct
- 渡されたメタデータに基づくモデルからリレーショナル DAS
を構築します。
-
createRootDataObject
- 特別なルートオブジェクトを含む空ではないデータグラフを取得します。
-
executeQuery
- リテラル文字列で渡された SQL クエリを実行し、
正規化されたデータグラフ形式で結果を返します。
-
executePreparedQuery
- プリペアドステートメントとして渡された SQL クエリに
プレースホルダを置換する値のリストを指定して実行し、
正規化されたデータグラフ形式でデータを返します。
-
applyChanges
- データグラフの変更の概要を調べ、それをデータベースに書き戻します。
楽観的な同時並行性 (concurrency) に従います。
SDO_DAS_Relational_Exception
PHP の Exception
のサブクラスです。
Exception
に対して何も機能を追加しません。
メタデータ内でエラーが発生したり SQL の実行時に予期せぬ失敗が
発生した際に、有用な説明を含めてスローされます。
目次
- SDO_DAS_Relational::applyChanges — データグラフに対する変更を、データベースに書き戻す
- SDO_DAS_Relational::__construct — リレーショナルデータアクセスサービスのインスタンスを作成する
- SDO_DAS_Relational::createRootDataObject — 別の空のデータグラフ内の、特別なルートオブジェクトを返す。 データグラフをスクラッチから作成する際に使用する
- SDO_DAS_Relational::executePreparedQuery — プリペアドステートメントとして渡された SQL クエリにプレースホルダ置換用の値を指定して実行し、 結果を正規化されたデータグラフ形式で返す
- SDO_DAS_Relational::executeQuery — SQL クエリをリレーショナルデータベースに対して実行し、 結果を正規化されたデータグラフ形式で返す
Weblioに収録されているすべての辞書からSDO リレーショナルデータアクセスサービス関数を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- SDO リレーショナルデータアクセスサービス関数のページへのリンク