FXやCFDのDPOとは |
FXやCFDのDPO(Detrended Price Oscillator、ディトレンディドプライスオシレーター)とは、移動平均の乖離を用いたテクニカル指標のことです。
DPOの計算方法は、まずn日間の移動平均から、(n÷2+1)日前の数値を求めます。例えば期間を10日とした場合には、10日間の移動平均の6(10÷2+1)日前の数値を求めます。
次に、その数値を当日の終値から引いたものがDPOになります。つまり、当日の価格が過去の移動平均値とどのくらい乖離しているかを求めています。

上の図は、AUD/JPYのチャート画面にDPOを描画したものです。
赤色の丸で囲んだ部分より左側の部分では、DPOの値は0以上で推移しています。この時、AUD/JPYは上昇トレンドで推移しています。
一方、赤色の丸で囲んだ部分より右側の部分では、DPOの値は0以下で推移しています。この時、AUD/JPYは下降トレンドで推移しています。
このことから、DPOの値が0以上の時には買いポジションが優勢になり、0以下の時には売りポジションが優勢になります。

上の図は、アメリカ合衆国のFacebookのチャート画面にDPOを描画したものです。
2012年5月に上場した後から株価は下降トレンドをたどっています。新規上場銘柄にありがちなチャートで、株価の上昇する材料のない銘柄には買いのタイミングはまず見つけられません。また、売りのタイミングも見つけられないこともあります。
DPOで売りのタイミングを見つけるには、DPOの相対が0以上になった時になります。また、0以上から0以下へ割り込んだ時も売りのタイミングになります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。
DPOの計算方法は、まずn日間の移動平均から、(n÷2+1)日前の数値を求めます。例えば期間を10日とした場合には、10日間の移動平均の6(10÷2+1)日前の数値を求めます。
次に、その数値を当日の終値から引いたものがDPOになります。つまり、当日の価格が過去の移動平均値とどのくらい乖離しているかを求めています。

上の図は、AUD/JPYのチャート画面にDPOを描画したものです。
赤色の丸で囲んだ部分より左側の部分では、DPOの値は0以上で推移しています。この時、AUD/JPYは上昇トレンドで推移しています。
一方、赤色の丸で囲んだ部分より右側の部分では、DPOの値は0以下で推移しています。この時、AUD/JPYは下降トレンドで推移しています。
このことから、DPOの値が0以上の時には買いポジションが優勢になり、0以下の時には売りポジションが優勢になります。

上の図は、アメリカ合衆国のFacebookのチャート画面にDPOを描画したものです。
2012年5月に上場した後から株価は下降トレンドをたどっています。新規上場銘柄にありがちなチャートで、株価の上昇する材料のない銘柄には買いのタイミングはまず見つけられません。また、売りのタイミングも見つけられないこともあります。
DPOで売りのタイミングを見つけるには、DPOの相対が0以上になった時になります。また、0以上から0以下へ割り込んだ時も売りのタイミングになります。上の図の赤色の丸で囲んだ部分になります。
(2012年08月22日更新)