FXやCFDのリパルスとは |
FXやCFDのリパルス(repulse)とは、相場の売り圧力や買い圧力を知るためのテクニカル指標のことです。
リパルスでは、ローソク足が大きな陽線を形成したときには強い買い圧力と判断して値が増加します。一方、ローソク足が大きな陰線を形成したときには強い売り圧力と判断して値が減少します。

上の図は、WTI原油先物のチャートにリパルスを描画したものです。
上の図では、リパルスの値の0を境目にして、0以下で推移している時は下降トレンド、0以上で推移している時は上昇トレンドであることがわかります。

上の図は、GBP/JPYのチャートにリパルスを描画したものです。時間足は週足に設定しています。
上の図の赤色の四角で囲んだ部分は、2008年後半から2009年にかけて大きく円高へ推移した時です。価格ベースで1ポンド220円台から120円台まで一気に円高になりました。この時のリパルスを見ると、円高の進行とともにリパルスの値も下げていることがわかります。
そして、リパルスの値の下げが止まった地点で、価格も下げ止まっています。
その後、リパルスの値は0へ向かって大きく上げていますが、GBP/JPYの価格はリパルスの値に比べると大きく上げていません。緑色の丸で囲んだ部分と青色の丸で囲んだ部分を見比べてみると、リパルスの値は同じでも、GBP/JPYの価格の違うことがわかります。
リパルスでは、ローソク足が大きな陽線を形成したときには強い買い圧力と判断して値が増加します。一方、ローソク足が大きな陰線を形成したときには強い売り圧力と判断して値が減少します。

上の図は、WTI原油先物のチャートにリパルスを描画したものです。
上の図では、リパルスの値の0を境目にして、0以下で推移している時は下降トレンド、0以上で推移している時は上昇トレンドであることがわかります。

上の図は、GBP/JPYのチャートにリパルスを描画したものです。時間足は週足に設定しています。
上の図の赤色の四角で囲んだ部分は、2008年後半から2009年にかけて大きく円高へ推移した時です。価格ベースで1ポンド220円台から120円台まで一気に円高になりました。この時のリパルスを見ると、円高の進行とともにリパルスの値も下げていることがわかります。
そして、リパルスの値の下げが止まった地点で、価格も下げ止まっています。
その後、リパルスの値は0へ向かって大きく上げていますが、GBP/JPYの価格はリパルスの値に比べると大きく上げていません。緑色の丸で囲んだ部分と青色の丸で囲んだ部分を見比べてみると、リパルスの値は同じでも、GBP/JPYの価格の違うことがわかります。
(2012年08月20日更新)