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CFDの特徴と取引の仕組み

 

CFDとは、CFD業者と顧客との間で証拠金をベースに執り行うデリバティブ(金融派生商品)のことです。CFDは、Contract for Differenceの略で、日本語では差金決済取引といいます。

CFDで扱う商品には、コモディティや株価指数、株式、債券、外国為替などが挙げられます。これらはもともと金融商品として市場取引されているもので、CFDではそれらの商品や商品の価格をもとに取引が行われます。

いわゆるFX(外国為替証拠金取引)もCFDの1つですが、一般的にはCFDとFXは区別されることが多いようです。

CFDの特徴は、現物株取引などの原資産商品とは異なり、証拠金を納めて売値と買値の差額を精算するシステムであるということです。

また、現物株取引が市場取引であるのに対してCFDは相対取引になります。つまり、CFD業者は銘柄や取引単位、レバレッジなどを設定して顧客に提示します。顧客はその中から「売り」、「買い」の注文、決済を行います。

CFDには、「売り」と「買い」の2つの注文方法があります。

銘柄の価格が上昇すると予想すれば「買い」の注文を出し、価格が下降すると予想すれば「売り」の注文を出します。

例えば、顧客が株式の「買い」の注文をする場合、その株式、株数に応じた証拠金を納めることで取引が成立します。

顧客がある銘柄を買い注文をすると、CFD業者は自身のリスクヘッジのために市場を通じてその銘柄を買い注文して保有します。顧客が決済の手続きを行うと証拠金に差金分を加えた金額を顧客の口座へ振り込みます。そして、市場を通じてその銘柄を売却するという手順をとります。

なお、顧客の注文した銘柄は、注文の相手先であるCFD業者にのみ決済できます。現物株取引のように、ある証券会社で買った株式を他の証券会社へ移管して売ったりすることはできません。

CFDの商品はスプレッドが設定されています。CFD業者は、顧客に対して「売値」と「買値」の2つの価格を提示します。いわゆる2Wayプライス方式を採用しています。売値と買値に差があるため、顧客は銘柄を売りポジション、あるいは、買いポジションをした時点で損失が発生します。

例えば、売りが100円、買い101円の場合、100円で売り注文した時点で1円の損失が発生し、101円で買い注文した時点で1円の損失が発生します。

(2012年07月15日更新)




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