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CFDの株式取引と現物株取引、信用取引との違い

 

CFDの株式取引と、証券会社を通じた現物株取引や信用取引とはどこが違うのでしょうか。ここでは、東京証券取引所(東証)に上場している銘柄の取引を行った場合のそれぞれの違いについて解説をします。外国株式では異なる場合があります。

▼取扱い銘柄数
現物株取引では、東京証券取引所に上場しているおよそ4000銘柄の全てが取引対象になります。一方、CFDでは、CFD業者により異なりますが、およそ10銘柄から500銘柄程度と取扱い銘柄数は少なくなります。信用取引も証券会社により異なりますが一般信用取引であれば東京証券取引所に上場しているおよそ4000銘柄の全てが取引対象になります。

▼レバレッジ
現物株取引では、レバレッジはありません。1株1000円の銘柄を1000株購入すれば100万かかります。信用取引では、証券会社により異なりますが、だいたい3倍程度に設定されています。CFDではほとんどのCFD業者が5倍の設定をしています。現物株取引の5分の1の資金で購入できます。

▼手数料
手数料はCFD業者、証券会社により異なります。現物株取引や信用取引なら100円程度、CFDなら無料のところもあります。

▼売り建玉
現物株取引では、株式売買の開始時は「買い」から始めることになっていますが、信用取引やCFDでは「売り」から始めることができます。

▼配当金
現物株取引や信用取引では配当金を受け取ることができます。CFDは差金決済のため実際に株式は保有していませんが、配当金調整額により受け取ることができます。

▼株主優待
株主優待は、現物株取引で株式を所有している場合に限り受け取ることができます。信用取引やCFDでは受け取ることができません。

▼議決権
株主総会などでの議案に対する議決権は、現物株取引で株式を所有している場合に限り行使できます。信用取引やCFDでは議決権の行使はできません。株主総会への出席も現物株取引で株式を所有している場合に限ります。

▼取引単位
株式の取引単位は、現物株取引や信用取引では1単元ごとです。1単元は銘柄により異なりますが、1000株や100株であることが多いようです。一方、CFDではCFD業者により異なりますが、1株からの取引が可能です。

▼取引時間
取引時間は、現物株取引や信用取引、CFDとも9時から15時までです。

▼受渡日
受渡日はCFDでは当日、現物株取引や信用取引では3営業日後になります。現物株取引や信用取引では、取引による利益が発生しても、その日のうちにその利益を取引に使うことはできません。しかしCFDでは当日の受渡なのですぐに使うことができます。そのため、CFDのほうが資金運用の効率が上がります。

▼CFD、現物株取引、信用取引の違い
項目CFD現物株取引信用取引
銘柄数10銘柄から500銘柄上場銘柄すべて原則として上場銘柄すべて
レバレッジ5倍なし(1倍)3倍前後
手数料0円から約100円から約100円から
売り建玉×
配当金
株主優待××
議決権××
取引単位1株から1単元1単元
取引時間9時から15時まで9時から15時まで9時から15時まで
受渡日当日3営業日後3営業日後
(2012年07月12日更新)




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