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株式分析の逆ウォッチの見方

 

株式分析の逆ウォッチは、株価の値動きと出来高をもとに投資スタンスを判断するテクニカル指標です。

逆ウォッチは、x座標に出来高、y座標に株価にとり、それぞれの足の交わる点を結んだグラフを作成します。

そして、逆ウォッチの点と点を結んだ線の方向から投資スタンスを判断します。次の図は、逆ウォッチの投資スタンスを図に表したものです。



それぞれの投資スタンスの内容は次の通りです。

  1. 買いエントリー
    出来高が増加して株価が上昇した時が買いのエントリーポイントになります。
  2. 買い持続
    出来高は横ばいに推移していますが、株価が上昇中の時は買いのエントリーを持続します。
  3. 様子見
    株価は上昇しているものの出来高が減少しているため様子見になります。
  4. トレンド転換
    株価は横ばい(高値止まり)ですが出来高が減少しているため、トレンドの転換期に差し掛かっていることを表します。
  5. 売りエントリー
    出来高が減少して株価が下降した時が売りのエントリーポイントになります。買いエントリーをしていたらこの地点で決済します。
  6. 売り持続
    出来高は横ばいに推移していますが、株価が下降中の時は売りのエントリーを持続します。
  7. 様子見
    株価は下降しているものの出来高が減少しているため様子見になります。
  8. トレンド転換
    株価は横ばい(底値圏)ですが出来高が上昇しているため、トレンドの転換期に差し掛かっていることを表します。

次の図は、チャート画面とチャートを逆ウォッチに表したものです。



(2012年06月14日更新)



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