株式の投資判断とされるPEGレシオとは |
株式の投資判断とされるPEGレシオ(Price Earnings to Growth Ratio)とは、PER(株価収益率)を予想収益成長率で割った数値のことです。
PEGレシオは、次の計算式で求めることができます。
PEGレシオ=PER÷利益成長率
例えば、PERが20倍で利益成長率が15%の場合、PEGレシオは1.33倍になります。
PEGレシオ=20倍÷15%≒1.33倍
PEGレシオは、利益成長率をもとに株価が過大評価、あるいは、過小評価されているかを調べるために用いられる指標です。PEGレシオは、低PERで利益成長率が高いほど0に近づきます。また、利益成長率がマイナスであればPEGレシオはマイナスになります。
2012年7月現在の上場銘柄のPEGレシオは、ほぼ-1.5倍から2.5倍の間で納まっています。そのうち、PEGレシオが0倍から1倍以下であればその銘柄の株価が過小評価されていると判断します。
また、PERと併用することで、思わぬ銘柄を発見することもできます。例えば、次のように株価の同じ2銘柄があったとします。
銘柄Aと銘柄Bを比較すると、PERでは銘柄Bのほうが低く割安株になります。しかし、PEGレシオでは銘柄Aのほうが高く割安株になります。
PEGレシオは、次の計算式で求めることができます。
PEGレシオ=PER÷利益成長率
例えば、PERが20倍で利益成長率が15%の場合、PEGレシオは1.33倍になります。
PEGレシオ=20倍÷15%≒1.33倍
PEGレシオは、利益成長率をもとに株価が過大評価、あるいは、過小評価されているかを調べるために用いられる指標です。PEGレシオは、低PERで利益成長率が高いほど0に近づきます。また、利益成長率がマイナスであればPEGレシオはマイナスになります。
2012年7月現在の上場銘柄のPEGレシオは、ほぼ-1.5倍から2.5倍の間で納まっています。そのうち、PEGレシオが0倍から1倍以下であればその銘柄の株価が過小評価されていると判断します。
また、PERと併用することで、思わぬ銘柄を発見することもできます。例えば、次のように株価の同じ2銘柄があったとします。
銘柄A | 銘柄B | |
---|---|---|
株価 | 500円 | 500円 |
1株あたり利益 | 20円 | 50円 |
PER | 25倍 | 10倍 (割安) |
利益成長率 | 20% | 5% |
PEGレシオ | 1.25倍 (割安) | 2倍 |
銘柄Aと銘柄Bを比較すると、PERでは銘柄Bのほうが低く割安株になります。しかし、PEGレシオでは銘柄Aのほうが高く割安株になります。
(2012年07月04日更新)