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株式の成行注文と指値注文の使い分け方

 

株式の注文方法はさまざまな種類があります。その中でも、成行注文と指値注文はよく使われる注文方法です。この2つの注文方法をうまく使い分けることによって、効率の良い株式投資ができます。

ここでは、株式の成行注文と指値注文の使い分け方について解説します。

▼成行注文

株式の成行注文とは、銘柄と株数を指定して注文を出すことです。株価に関係なく、とにかく買いたい、とにかく売りたい時の注文方法です。

例えば株価が500円の時、495円や490円の指値注文が先に出ていても、成行注文すればそれらの指値注文よりも先に約定することができます。

成行注文は、「今、買っておかなければ、チャンスを逃す」、「今、売っておかなければチャンスを逃す」といった局面でよく使われる注文方法です。例えば、その銘柄の決算内容が大幅に上方修正された場合や、企業の吸収合併した場合に株価の上昇が期待される時に指値注文をしていては、成行注文をした人に先を越されてしまう可能性があります。同じように、その銘柄に悪い材料が出たらすぐに成行注文することで損失を免れることもできます。

成行注文は、すぐに約定できるというメリットがある半面、デメリットもあります。それは、株価がいくらで約定するのかがわからないということです。好材料が出たので成行注文をしたら、ストップ高の株価で約定してしまった、というケースも少なくありません。ストップ高で購入後にさらに値上がりすればよいのですが、ストップ高の後に反落するケースも少なくなく、成行注文はリスクが付き物の注文方法でもあります。

▼指値注文

株式の指値注文とは、銘柄と株数、株価を指定して注文を出すことです。成行注文とは異なり、株価を指定して注文を出すので自分の希望する株価で購入できるというメリットがあります。

例えば株価が500円の時、450円で1000株の指値注文をすることができます。500円は高いけれど、450円なら割安だから買っておこうという場合に指値注文が役に立ちます。

しかし、指値注文は、指定した株価にならないと約定しないというデメリットがあります。

例えば、大商いで株価が乱高下している時に指値注文を出しても約定することはほとんどありません。また、株価が一方通行で推移している時に、少し安いところで買い注文を出しても約定しません。

指値注文では、買い逃しや売り逃しをすることがよくあります。

成行注文と指値注文は、相場の状況をよく見て使い分けるとよいでしょう。
(2012年06月24日更新)




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