(PECL)
db2_statistics — インデックスの情報およびテーブルの統計情報を含む結果セットを返す
説明
resource
db2_statistics ( resource connection, string qualifier, string schema, string table-name, bool unique )
インデックスの情報およびテーブルの統計情報を含む結果セットを返します。
パラメータ
- connection
- IBM DB2、Cloudscape あるいは Apache Derby データベースへの有効な接続。
- qualifier
- OS/390 あるいは z/OS サーバ上で稼動している DB2 データベースの修飾子。 その他のデータベースの場合には NULL あるいは空の文字列を渡します。
- schema
- 対象となるテーブルを含むスキーマ。 このパラメータを NULL にすると、現在のユーザのスキーマについての 統計およびインデックスが返されます。
- table_name
- テーブルの名前。
- unique
- 返されるインデックスの型を表す整数値。
- 0
- テーブルのユニークインデックスについての情報のみを返します。
- 1
- テーブルのすべてのインデックスについての情報を返します。
返り値
指定したパラメータに一致するテーブルの統計およびインデックスを含む ステートメントリソースを返します。 行の内容は、以下のカラムで構成されています。
カラム名 | 説明 |
---|
TABLE_CAT | テーブルを含むカタログの名前。テーブルがカタログを保持していない場合は NULL。 |
TABLE_SCHEM | テーブルを含むスキーマの名前。 |
TABLE_NAME | テーブルの名前。 |
NON_UNIQUE | インデックスが一意でなければならないかどうか、 あるいはその行がテーブルの統計情報であるかどうかを表す整数値。
返り値 | パラメータの型 |
---|
0 (SQL_FALSE) | インデックスは、重複した値をとることができます。 | 1 (SQL_TRUE) | インデックスは、一意でなければなりません。 | NULL | この行は、テーブル自身についての統計情報です。 | |
INDEX_QUALIFIER | インデックスの資格を満たすため、INDEX_NAME の先頭に付加しなければならない修飾子を表す文字列。 |
INDEX_NAME | インデックスの名前を表す文字列。 |
TYPE | 結果セットのこの行に含まれる情報の型を表す整数値。
返り値 | パラメータの型 |
---|
0 (SQL_TABLE_STAT) | この行は、テーブル自身の統計情報を含みます。 | 1 (SQL_INDEX_CLUSTERED) | この行は、クラスタ化インデックスについての情報を含みます。 | 2 (SQL_INDEX_HASH) | この行は、ハッシュインデックスについての情報を含みます。 | 3 (SQL_INDEX_OTHER) | この行は、クラスタ化もハッシュも行われていない インデックスについての情報を含みます。 | |
ORDINAL_POSITION | インデックス内の、1 から始まるカラムの位置。 その行がテーブル自身についての統計情報を含んでいる場合は NULL。 |
COLUMN_NAME | インデックス内のカラムの名前。 その行がテーブル自身についての統計情報を含んでいる場合は NULL。 |
ASC_OR_DESC | カラムの並び順が昇順の場合は A、 降順の場合は D、 その行がテーブル自身についての統計情報を含んでいる場合は NULL。 |
CARDINALITY | その行がインデックスの情報を含んでいる場合、このカラムには インデックス内の一意な値の数を表す整数値が含まれます。 その行がテーブル自身についての情報を含んでいる場合、 このカラムにはテーブルの行数を表す整数値が含まれます。 |
PAGES | その行がインデックスの情報を含んでいる場合、このカラムには インデックスを保存するために使用しているページ数を表す整数値が含まれます。 その行がテーブル自身についての情報を含んでいる場合、このカラムには テーブルを保存するために使用しているページ数を表す整数値が含まれます。 |
FILTER_CONDITION | 常に NULL。 |
参考