走為上とは? わかりやすく解説

走為上

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/04 18:02 UTC 版)

走為上(そういじょう)は兵法三十六計の最後の計。「走(に)ぐるを上(じょう)と為(な)す」、万策尽きたときは逃げるのが最善の策である、という意味。南斉書の王敬則伝「敬則曰、『檀公三十六策、走是上計』」と「三十六計逃げるに如かず」の語源である[1][2]


  1. ^ http://history.news.163.com/09/0907/10/5IJPRKI600011247.html
  2. ^ http://www.chinanews.com/cul/news/2009/07-31/1799137.shtml
  3. ^ "如かず"とは「及ばない、敵わない」という意味であり、三十六計(三十五計)を巡らしてもなお不利なときは、それ以上の策戦をやめて撤退し戦線を立て直すべしという意味になるが、後に「三十六のどの計も逃げるという計には敵わない」と解釈され、これが誤用のもととなっている。


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