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藤原釜足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/06 13:11 UTC 版)

ふじわら かまたり
藤原 釜足
本名 安惠 重男
別名 藤原 鶏太
生年月日 1905年1月15日
没年月日 1985年12月21日(満80歳没)
出生地 日本の旗 日本東京府東京市深川区
(現:東京都江東区
民族 日本人
ジャンル 俳優
活動期間 1933年 - 1985年
活動内容 映画テレビドラマ
配偶者 沢村貞子
1936年 - 1946年
主な作品
七人の侍』、『隠し砦の三悪人
悪い奴ほどよく眠る

藤原 釜足ふじわら かまたり、本名:安惠 重男1905年1月15日 - 1985年12月21日)は、日本の俳優東京市深川区(現東京都江東区)出身。

実生活に根ざした芸風で知られた、黒澤明作品常連の名脇役である。[1]女優の沢村貞子は元妻。本姓は安恵。他に安恵一夫、藤原秀臣という芸名も用いた。

目次

来歴・人物

家業の印刷屋不振のため、10歳で麹町の菓子屋に奉公に出る。小学校卒業後14歳で静岡の材木会社に就職、1年後に帰京して薬剤師を目指すが、浅草オペラ全盛時代とあって、オペラ俳優に憧れ滝野川俳優養成所に入る。卒業後、浅草金龍館に出ていた黒木憲三に弟子入り。コーラスボーイとして舞台に立つかたわら、小柄で押し出しもきかぬことを自覚し、楽器を扱える役者を目指そうと東洋音楽学校に通い、ヴァイオリンを習う。

関東大震災等でオペラが衰退する中、川崎の映画館に楽士として入る。結婚し1男をもうけるが、妻を病で失う。その後旧知の榎本健一に誘われ、カジノ・フォーリーに参加する。この時、安惠一夫から藤原秀臣と名乗る。その後、プペ・ダンサントに参加。サトウ・ハチローよりアドバイス(でた家鎌足だ)を受けて、藤原釜足と改名。エノケン脱退後には主役級として活躍するも、1933年退座。映画俳優へ道を進む。

初の映画出演は東宝の前身P.C.L.の第1回作品『音楽喜劇 ほろ酔ひ人生』。以後50年間東宝を中心に映画出演する。1936年、沢村貞子と結婚するが、10年後離婚。

日中戦争下の1940年に、内務省の通達により「名前が藤原鎌足を冒涜している」として藤原鶏太ふじわら けいた)に改名。これは変えた→けえたをもじったものであるが、戦後元に戻す。

生きる』(1952年)・『七人の侍』(1954年)などの黒澤明作品、成瀬巳喜男作品、映画『サザエさん』シリーズの磯野波平役、薬師丸ひろ子との共演が話題を呼んだ『セーラー服と機関銃』(1981年)など、数多くの作品に出演した。晩年は老衰と戦いながらの俳優生活だった。遺作はNHKドラマ『冬構え』(1985年)。

主な出演

映画

★印は黒澤明監督作品。

テレビドラマ

バラエティー番組


  1. ^ 芸能人物事典 明治/大正/昭和(日外アソシエーツ ISBN 4-8169-1513-3)511ページ


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