終わりよければ全てよしとは? わかりやすく解説

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終わりよければ全てよし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 07:49 UTC 版)

『終わりよければ全てよし』(おわりよければすべてよし、All's Well That Ends Well)とはウィリアム・シェイクスピアによる戯曲である。1603年から1604年ごろに書かれたと推測されている。当時の演劇作品でしばしば使われた「ベッド・トリック」(男が女のもとへ夜這いをしたところ、ベッドの中にいたのは別の女であったという筋立て)が効果的に用いられていることなどもあり通常は喜劇に分類されるが単なるハッピーエンドには終わらないため、『尺には尺を』『トロイラスとクレシダ』などと並んで「問題劇」と呼ばれる作品のひとつである。全体としては不自然な点も多く、シェイクスピアの作品でもとりわけ公演回数が少ない作品の一つである。


  1. ^ F. E. Halliday, "A Shakespeare Companion 1564-1964" , Baltimore, Penguin, 1964; p. 29.
  2. ^ この3人のうち原作となった『デカメロン』(とその英訳)に登場するのは国王だけであり、しかも原作において国王はバートラムとの結婚を願い出たヘレナに対してやむをえず承諾をしているにすぎない(『終わりよければすべてよし』白水Uブックス版、p. 191)。


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