石上露子
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石上 露子(いそのかみ つゆこ、1882年(明治15年)6月11日 - 1959年(昭和34年)10月8日)は、日本の作家、歌人。大阪府富田林市出身。 雅号はゆふちどり。新詩社の社友となり、「明星」等に短歌、詩、小説等を発表した。本名杉山 孝(すぎやま たか)。代表作は「小板橋」。
- ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、112頁。
- ^ 「みいくさに こよひ誰が死ぬ さびしみと 髪ふく風の 行方見まもる」の歌は 明治37年「明星」7月号に発表。同9月号で、与謝野晶子が「君死にたまふことなかれ」を発表。(生家近くの公園にある歌碑には、南山の戦い(明治37年5月)で地元から多くの戦死者を出したことが契機と解説されている。)
- ^ 生田春月の「日本近代名詩集」(1919年)「石上露子 もと新詩社の同人たりし事の外知るところなきも『小板橋』一篇は絶唱なれば特に収む」
- ^ 「明治美人伝(第9回)石上露子」読売新聞1913年7月3日。
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