生駒劇場
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生駒劇場(いこまげきじょう)は、奈良県生駒郡生駒町(現・生駒市)にあった芸妓のための演舞場。生駒座、生駒演舞場、生駒歌劇場とも呼ばれた。1921年(大正10年)3月1日に演舞場として落成し、1930年(昭和5年)頃からは映画館・演劇場として使用され、1935年(昭和10年)頃まで存続した。
- ^ a b c d e 『生駒むかしばなし 人々のくらし』生駒市教育委員会、2018年、p.11
- ^ 日本人による初の全曲公演とうたわれたが、実際は4幕7場のうち3幕4場しか演じられなかったようである。
- ^ 『映画年鑑 1960年版 別冊 映画便覧 1960』時事通信社、p.207
- ^ 著者はのちに新国劇に入団するが、当時歌劇団の一員としてこれらの公演に出演していた。彼が生駒山上遊園地の話から説き起こしたために上記の誤解が生まれたものと思われる。
- ^ 口絵には生駒劇場の全景写真が、本文中には『アーティスト・ライフ』と『嘘の皮』の脚本が掲載されている。巻末にはごく一部だがそれぞれの楽譜も添えられている。その他にも『目無し達磨』『茶目子の一日』『カフェーの夜』『地獄祭』『復興』の脚本も載せられている。すべて佐々紅華の手になるものである。
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