温冷熱治療装置とは? わかりやすく解説

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温冷熱治療装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/04 14:02 UTC 版)

温冷熱治療装置(おんれいねつちりょうそうち)はLOHAS JAPAN 株式会社が知的財産として保有する 特開2013-138764 である。特殊浴槽に身体を胸まで浸漬させ、体温を外部からの制御により、目標値まで上昇させた後、局所的に患者の足及び頚部を冷却することにより、短い時間で安全に体温を降温することで、体温の昇温・降温を無理なく繰り返し行う温冷熱刺激(温冷熱刺激療法)を与えることのできる温冷熱治療装置である。 福田稔先生と安保 徹新潟大学院歯学部総合研究所名誉教授の体温免疫力理論の福田-安保理論に基づいて故関朗医師が開発した酸化還元療法を改良し、故栗原弘行と山口浩幸、下沖和幸が発明した装置である。 酸化還元療法は伊豆修善寺にある関外科胃腸科医院にある伊豆予防・代替医療センター故関朗センター長による、2000回に及ぶ浸漬型体温誘導装置「さくら」での施術によって、生命体の体温の上昇による体内のメカニズムが血液データやレントゲン等により少しずつ解明されていった。 悪性腫瘍の患者への施術等でも「体温免疫力」が効果有りと判断できる結果を多く残したのが故関朗先生で、福田・安保理論の証明をした。 温冷熱治療装置による温冷熱刺激療法によって成長ホルモンの発現が誘導されることが血液分析でわかっている。副腎皮質刺激ホルモン、プロラクチン、コルチゾール等である。 温冷熱刺激法により女性ホルモンの中のプロラクチンやエストラジオールの発現の誘導は、女性の肌の老化に「待った」を掛けてくれると思われる。同様にハードな運動により発現するという成長ホルモンが、温冷熱刺激療法により顕著に発現することが中高齢者の運動前後と施術中の血液データの成長ホルモンの分泌量で検証できる。 スポーツ選手の疲労の指標でよく耳にする、疲労物質の乳酸の血液中の分泌量が、ハードなトレーニングの後でも温冷熱刺激療法の施術は、トレーニング前と同じ乳酸値に減少させ疲労を除去する効果がある。 生体に於いて温冷熱刺激療法で成長ホルモンの発現を誘導することによりアンチエイジング(抗老齢)の効果が期待できる。 大型顆粒リンパ球のNK細胞の発現を温冷熱刺激療法で誘導しコントロールする。 温冷熱刺激療法により発現されたHsp(熱ショツクタンパク質)が悪性腫瘍等に目印を付け樹状細胞やマクロファージ、Bリンパ球、Tリンパ球、NK細胞の働きを補佐する。 温冷熱刺激療法の初期の段階で顆粒球は減少する、また、自律神経の調整と成長ホルモンの発現誘導コントロールにより免疫細胞の正常な異物認識の増強とサイトカインの誘導をすることにより、ウイルス・細菌等の感染に対して感染細胞だけを選択的に排除できる。 現在では、全身ハイパーサーミアに属す治療方として認知されつつある。 がんの高周波ハイパーサーミア療法は固形がんへの医療行為であり、日本では健康保険の適用がある。




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