待労院
(待労院診療所 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 02:21 UTC 版)
待労院(たいろういん)は、熊本県熊本市西区にあったカトリック系のハンセン病療養所(診療所)である。フランス人宣教師ジャン・マリー・コール神父(Jean Marie Corre、1850年6月28日 - 1911年2月9日)によって創設され、私立のハンセン病療養所として、114年間にわたって救らい活動を行った。
- ^ 診療所のデータについては熊本市における医療施設等情報 (熊本市)、熊本県総合医療情報システムくまもと医療ナビ (熊本県)などを参照した。
- ^ ハンセン病療養所入所者数(愛媛県、2010年3月18日閲覧)による。
- ^ 病院のご案内 医療法人聖粒会 慈恵病院
- ^ 琵琶崎待労病院 久野薫 平成3年熊本県民文芸賞 作品集
- ^ a b c 板倉和子, 「私立らい療養所琵琶崎待労病院の歴史」『日本らい学会雑誌』 61巻 2号 1992年 p.112-116, doi:10.5025/hansen1977.61.112。
- ^ ふれあい福祉だより10号 2013, 「待労会陰診療所114年の歴史に幕をとじる。」鈴木よう子
- ^ 熊本の私立ハンセン病施設が閉鎖 明治以来の歴史に幕
- ^ 鈴木[2013:17]
- ^ 高松宮記念ハンセン病資料館『先駆者たち』、1993年、p4
固有名詞の分類
- 待労院のページへのリンク