岸田稚魚とは? わかりやすく解説

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岸田稚魚

岸田稚魚の俳句

じゆぶじゆぶと水に突込む春霰
光陰のやがて淡墨桜かな
東京へ歩いてゐるやいぬふぐり
草木より人翻る雁渡し
鬼灯市夕風のたつところかな
鳥なんぞになり炎天に消えなむか
鹿の中鹿ひた急ぐ冬日かな
 

岸田稚魚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/11 14:13 UTC 版)

岸田 稚魚(きしだ ちぎょ、1918年大正7年)1月19日 - 1988年昭和63年)11月24日 )は、俳人。本名は順三郎。


  1. ^ 『花神コレクション〔俳句〕 岸田稚魚』(花神社、1994年)の「年譜」によれば、波郷に初めて会うのは2年後の1945年。東京・神田淡路町で開かれた句会の席である。このとき、「投げ出せし大足拝す夜寒かな」の一句をつくり、のちにこの一句について、「初対面の波郷先生は、病やつれはしていたが、しかしたのもしい師であった」(『岸田稚魚集』 俳人協会〈自註現代俳句シリーズ・Ⅰ期〉、1977年)と自註している。なお、石田波郷には句集『大足』(甲鳥書房、1941年)があり、「椎若葉わが大足をかなしむ日」(『風切』(一条書房、1943年)所収)の一句がある。
  2. ^ たとえば、以下のサイトで撮影した写真を見ることができる。「40周年記念出版俳人協会のあゆみ」『社団法人俳人協会・俳句文学館』。
  3. ^ 2013年2月終刊。
  4. ^ ガリ版刷りの私家版。現在は、『花神コレクション〔俳句〕 岸田稚魚』で全句を読むことができる。


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