家なき子 (1994年のテレビドラマ)とは? わかりやすく解説

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家なき子 (1994年のテレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 08:42 UTC 版)

家なき子』(いえなきこ)は、1994年1995年日本テレビ土曜グランド劇場で制作・放送されたテレビドラマ。また、ドラマのヒットを受けて1994年12月17日には劇場版が公開されている(後節参照)。


注釈

  1. ^ 一度だけデニムのスカートだった事がある。
  2. ^ 真弓が職員室にいた片島のもとに豪華なおかずの入った弁当(京子作)を渡しに来た際、それを見た同僚教師の中山に「教師も顔がいいと得ですね」といじられた。
  3. ^ すずと少年院で面会に行った際に差し入れの毒入り卵焼き(すずの好物が卵焼き)を渡すが、同じ部屋に収監されていた女子3人組(その中の1人は「吉田」)に暴力の末奪われる。しかし3人とも寝ている時に腹痛を起こし、看守が安否と容態を確認している隙にすずは脱獄した。これをきっかけにすずは片島を信じられなくなった。
  4. ^ お見合いの席に現れた、片島から「僕は…君のお母さんに…買われたんだよ」と告げられた。
  5. ^ 披露宴当日、会場であるホテル屋上での片島とすずのやりとりを録音した、テープレコーダーを手にすずに詰めよる彼の前に立ちはだかり、かつての教え子を陥れた彼の姿に「智之さんはそんな人じゃなかったのに…」と憤り、テープを渡すよう迫られ拒否すると、彼から首を絞められ、それを見たリュウが片島に反撃。彼は屋上から転落した。
  6. ^ 片島がすずを気にかけ、すずに優しく接していたことを妬んだ様子(片島がすずを気にかけていたのは贔屓では無くすずの家庭事情を案じていた事によるものである)。
  7. ^ 自身の貯金箱がすずに盗まれたかのように言うなど(実際には真弓が自分で貯金箱を隠した)
  8. ^ そのため従姉妹にあたるすずの事を当初知らなかった他、妹の真弓とも交流は無かった様子。
  9. ^ すずにだけわざと粗末な食事を用意した。
  10. ^ 学芸会のステージ上ですずから「お前が公昭君にばかり構っているから真弓が優しさの分からない子になったんだろ」と言われている。
  11. ^ 重病を患っている事・悟志との結婚によるトラブル・経済的事情等。
  12. ^ すずが窃盗団の元に連れて来られた当初、ラブホテルの一室に連れて行かれ、男性客に襲われそうになったが、すずの機転により未遂に終わった。
  13. ^ その他、奈美が交際相手の子を妊娠し、彼との結婚を考えている事を知った際には密かに結婚式場のパンフレットを集めて式場探しをし、彼女の流産を知ると叱責しつつも半泣きで去ってゆく
  14. ^ 奈美の妊娠を知ったすず達がケーキを買って奈美にささやかなお祝いパーティを開いた際には「ケーキなんて見栄と砂糖のかたまりだ」と言って貶している
  15. ^ 明確な病名は不明
  16. ^ 光江がすずといる際に「裏口入学金を盗んで伊豆にリゾートマンションを買いたい」と嘘を言っていたが、それを真に受けていた。
  17. ^ 当初すずにはユカリが存命であるかのように話していたが、すずがユカリの部屋に入った際に彼女がマネキン人形(「パパー、愛してるわ」と喋る機能つき)であることを知り、大坪がユカリが故人である事と、娘の死を受け入れられない寂しさから生前のユカリに似せた人形を作った事をすずに明かしている。
  18. ^ 大坪の異常性を知ったすずがリュウを通じて純に助けを求める手紙を書いたが、1度目は大坪にバレてしまい、部屋の文具類を隠されてしまったため、2度目はすずが持っていた千円札に自らの血(裁縫セットの針で指先を傷付けた)で「たすけて(助けて)」と書いた物をリュウを通じて純に渡した。
  19. ^ 取り調べ中にすずが突然、自分で下着を脱いで悲鳴をあげて「このお巡りさん(警官A)が「お仕置だ!」って言って私のパンツ脱がしたの!」とセクハラ被害をでっちあげた。これによって現場は騒然となり、すずの窃盗の件は有耶無耶になった。警官は片島から「あなた子供に何て事するんですか!」と非難された。なお、すずは普段オーバーオールを着用しているが、この回のみデニムのスカートをはいていた。
  20. ^ 「良家の子女が多く通う学校」(純)、「修学館に通えば玉の輿に乗れる」(真弓)との発言からかなりの名門校である事がうかがえる。
  21. ^ 氷室らに毒薬のついたナイフで左手を刺され、体に毒が回る事を防ぐ為に黒崎が自ら左腕を切断した。
  22. ^ 彼から「本当の血液型はA型なんです」と明かされ、「あなたB型だって言ったじゃない!」と逆上。その場に崩れ落ちた。
  23. ^ 車中で気絶させられる時と、幽閉された時の恭子のコスチューム、さらに髪型そして装飾がいろいろ異なっているが、沢村の趣味で「お人形さん」コスチュームに着せ替えをさせられたものと思われる。
  24. ^ 母を殺したと思い込んでいた絵里花からすずを殺すように言われたときは尾上と同じくさすがに躊躇していた。
  25. ^ 「絵里花がレースクイーンならあなたは(レースクイーンを撮影する)カメラ小僧が持っているカメラのフィルムの現像液」など。
  26. ^ 「千穂」と呼び捨てで呼び、逆上されてビンタを受ける。メスブタ呼ばわりされ、かつて千穂が苦しめられたインクカレーを無理矢理食べさせられる。千穂から自分が言っていたセリフ「〜がたとえてあげる」呼ばわりされてしまう。さらに、弓矢を向けられ恐怖で失禁、千穂に「お漏らしするくらい怖い?」と罵られ、飛び降り自殺を強要される。
  27. ^ 絵里花から自分のヘアピンを渡され、足をかける馬具にしかける。すずが腹を蹴った瞬間、ヘアピンが馬に刺さり暴走してしまった。
  28. ^ 恭子は一条の血液型がB型である事を知っていたため、沢村に対し血液型を訊ね「B型です」と答えた事から、計画妊娠した。
  29. ^ 具体的には、警察署の一室で2人きりとなった警察官から問い詰められたすずは、自らパンツを下ろして“警察官に無理やり脱がされた”ことにし、部屋の外にいる大人たちに助けを求めてその場をやり過ごしている。この放送直後、視聴者から「なんで女の子にあんなことさせるんだ!」という抗議もあった。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 週刊現代2023年2月25日号・週現「熱討スタジアム」第460回「ドラマ『家なき子』を語ろう」p134-137
  2. ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ
  3. ^ 1995年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  4. ^ 読売新聞 1995年6月25日テレビ面


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