前頸三角
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 06:36 UTC 版)
前頸三角(ぜんけいさんかく、anterior triangle)は、胸鎖乳突筋前縁、正中、下顎体の下縁の3者で構成される[1]。天井は左右の胸鎖乳突筋をつなぐ外頚筋膜。床をなすものは頚部脊柱、椎前筋膜で被われた椎前筋群。前頸三角はオトガイ下リンパ節[1]、顎下腺、顎下リンパ節[1]、頚動脈分岐部、上・下深頚リンパ節、喉頭、甲状腺などが通る。前頸三角はオトガイ下三角、顎下三角、頸動脈三角、筋三角に分かれる[1]。
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