きょうえい‐さくもつ【共栄作物】
読み方:きょうえいさくもつ
コンパニオンプランツ
(共栄作物 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 03:01 UTC 版)
コンパニオンプランツ(英語: companion plants)とは、農学や園芸学において、近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる2種以上の植物の組み合わせ、またはそれらの植物のこと[1]。共栄作物(きょうえいさくもつ)[1][2][3]、共生植物(きょうせいしょくぶつ)[4]、共存作物(きょうそんさくもつ)[1][3][4]とも呼ばれる。コンパニオンプランツを2種類以上、近傍に栽培することを混作、混植と呼ぶ[5]。
- ^ a b c "コンパニオンプランツ". デジタル大辞泉. コトバンクより2024年2月7日閲覧。
- ^ “コンパニオンプランツ(こんぱにおんぷらんつ)”. ルーラル電子図書館. 農山漁村文化協会. 2024年2月7日閲覧。
- ^ a b “コンパニオンプランツの効果や野菜の種類”. マイナビ農業. マイナビ (2020年2月4日). 2024年2月7日閲覧。
- ^ a b c “マリーゴールドのコンパニオンプランツとしての効果とは? 代表的な品種や相性の良い野菜の組み合わせを紹介”. マイナビ農業. マイナビ (2022年11月6日). 2024年2月7日閲覧。
- ^ 増田俊雄、宮田將秀、「被覆植物の混植によるキャベツ害虫の密度抑制効果」『北日本病害虫研究会報』 2008巻 59号 2008年 p.153-157, 北日本病害虫研究会, doi:10.11455/kitanihon1966.2008.153
- ^ 木嶋利男、生井潔、郷間秀夫、「微生物を利用した土壌病害の防除(環境と土壌微生物,シンポジウム)」『土と微生物』 52巻 1998年 p.65-71, 日本土壌微生物学会, doi:10.18946/jssm.52.0_65
- ^ 木嶋利男 農薬を抑えた野菜作り コンパニオンプランツ (PDF) タキイ種苗
- ^ 十勝農業改良普及センター ネグサレセンチュウの被害と防除。ただしこの研究はマリーゴールドを植えた後作に別の作物を植えるという研究なので、その間休閑時期が発生しマリーゴールドの除草の手間もかけている。コンパニオンプランツとして有効かどうかは冷静に判断する必要がある。
- ^ a b c d e f g h アレロパシーについて | 播州農機販売株式会社・兵庫農機販売株式会社 | 中古農機 クボタ 農業機械
- ^ a b c 市川啓一郎『タネ屋がこっそり教える 野菜づくりの極意』農山漁村文化協会、2021年10月30日、45頁。ISBN 978-4-540-21109-6。
- ^ #01:トマトとバジルはベストパートナー(page1) | 木原先生の「おいしい寄せ植え講座」 | アイリス家庭菜園ドットコム
- ^ “トウモロコシ、豆、カボチャを一緒に植えるとうまく育つ。伝統的な「スリーシスターズ」農法”. 雑誌 家庭画報公式サイト. 2022年5月16日閲覧。
- ^ “Companion Planting Guide”. web.archive.org. Thompson and Morgan (2018年1月2日). 2022年5月16日閲覧。
- ^ “Plant Resources for Human Development-Nitrogen in Rice”. Dhakai.com. p. 5. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月21日閲覧。
- ^ “植物が発する「におい」で、害虫の天敵をおびき寄せる驚異の防除技術。”. 近畿大学農学部の研究にせまる. 近畿大学. 2022年5月16日閲覧。
- ^ Ⅱ環境にやさしい農業技術 京都府
- 1 コンパニオンプランツとは
- 2 コンパニオンプランツの概要
- 3 脚注・参照
- 共栄作物のページへのリンク