フォード/シムカ・ヴデットとは? わかりやすく解説

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フォード/シムカ・ヴデット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/06 13:33 UTC 版)

ヴデットVedette )はフランス・フォードおよびその吸収合併先のシムカが1948年から1961年まで生産した大型乗用車である[1]




脚注
  1. ^ Vedette は、日本の文献では「ヴァデット」と表記される場合もある。
  2. ^ 映画でギャバンに「新車か?」と訊ねたルネ・ダリィ扮する相棒のギャングの車はやはり年式の新しいシムカ・アロンドであり、この映画製作にシムカが協力していた可能性がある(カーチェイスシーンもあるがヴデットとアロンドは破壊対象から免れている)。
  3. ^ このデザインは当時の日本の自動車メーカーにも影響を与え、例えば1957年にデビューした最初のプリンス・スカイラインのサイドビューは、このモデルとその廉価版「アリアーヌ」のそれに酷似しているとして同車が輸出され初めてパリサロンに出展された際にフランスのジャーナリズムから批判を浴びている、
  4. ^ フォードは保守的な社風があり、本国アメリカでも1932年に開発されたサイドバルブ式の3.6リッター初代V8エンジンに長く固執していた。1935年からは2.2リッター級の小型V8も廉価版として投入したが、1941年にはアメリカ本国の廉価版エンジンを直列6気筒に変更し、排気量増大で延命されていた主力の初代大型V8も、1954年にY-ブロックと呼ばれたOHVの新型V8エンジンに置き換えられている。一方、シムカは1950年代後期以降も新しい多気筒エンジンを開発せず、合併前のフォード設計の小型サイドバルブV8を出力増強のみで使い続けた。


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