トンビナイ・セチェンとは? わかりやすく解説

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トンビナイ・セチェン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 09:26 UTC 版)

トンビナイ・セチェン(Tumbinai Sečen)は、モンゴル部ボルジギン氏族カイドゥ・カンの長子バイ・シンコル・ドクシンの子で、カブル・カンの父。『集史』ではトゥーメネ・ハーン(Tūmene Xān)と表記。「セチェン」とはモンゴル語で「賢者」を意味する。[1]


  1. ^ 村上 1970,p.55
  2. ^ 村上 1970,p.46
  3. ^ 宮脇 2002,p.66
  4. ^ 佐口 1968,p.26
  5. ^ 佐口 1968,p.26
  6. ^ 集史』の「チンギス・ハン祖先紀」によれば9人。『元朝秘史』ではセン・セチュレ(セン・カチュラ)とカブルの2人のみとしている。(白岩 1995, p. 321)
  7. ^ 元朝秘史』ではセン・セチュレ(Sem Sečüle)とあるが、ポール・ペリオが論じたように、古代ウイグル文字ではsとqが混同しやすいため、訳者の誤写と考えられる。≪村上 1970,p.61≫


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