ダルマワシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 01:40 UTC 版)
ダルマワシ(達磨鷲、学名:Terathopius ecaudatus)は、タカ目タカ科に分類される鳥。チュウヒワシ属とは近縁と考えられており、チュウヒワシ亜科に分類される[2]。ダルマワシ属は本種のみで構成する単型属である。ジンバブエの国章であるジンバブエ鳥のモチーフとなった可能性がある[3]。成鳥の体色は黒色で、上背、腰、尾は栗色である。成鳥の翼の前縁には灰色の斑点があり、雌では次列風切まで伸びる。嘴と足は鮮やかな赤色である。成鳥の雨覆は白く、雄の黒い風切羽と対照的である。翼下面の初列風切には灰色の斑点があり、翼端は黒色である。幼鳥は体色が大きく異なり、体の大部分はくすんだ茶色で、羽毛の縁は少し薄い。全ての段階で体に対して非常に大きな頭、小さな嘴、大きな足、比較的短い脚、長く弓状の翼、独特の短い尾が特徴であり、成鳥は幼鳥に比べてさらに尾が小さい[4][5]。
- 1 ダルマワシとは
- 2 ダルマワシの概要
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