バルカン山脈
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/27 05:11 UTC 版)
バルカン山脈(バルカンさんみゃく)、あるいはスタラ・プラニナ[1](ブルガリア語・セルビア語:Стара планина / Stara planina、「古い山」の意)は、バルカン半島東部の山脈である。スターラ山脈とも呼ばれる。山脈は、ブルガリアとセルビアの国境をなすヴルシュカ・チュカ峰(ブルガリア語:Връшка чука / Vrashka chuka、セルビア語:Вршка чука / Vrška čuka)から東に560キロメートルにわたって延び、黒海岸のエミネ岬(Нос Емине / Nos Emine)まで続いている。ブルガリア中部で最も高く、最高峰はブルガリア中部の中央バルカン国立公園(Central Balkan National Park、1991年創設)にあるボテフ峰(Връх Ботев / Vrah Botev、2376メートル)である。山脈はバルカン半島の名前の由来ともなっている。バルカン山脈は、ブルガリアの歴史の中で重要な役割を果たしてきており、ブルガリアとブルガリア人の形成と発展に大きく関与している。
- ^ スタラ・プラニーナとも
- ^ “SummitPost - Stara Planina (Balkana) -- Climbing, Hiking & Mountaineering”. www.summitpost.org. 2008年10月14日閲覧。
- ^ a b c “Central Balkan Biosphere Reserve, Bulgaria” (英語). UNESCO (2019年5月9日). 2023年2月27日閲覧。
- ^ Centre, UNESCO World Heritage. “Ancient and Primeval Beech Forests of the Carpathians and Other Regions of Europe” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年2月27日閲覧。
- 1 バルカン山脈とは
- 2 バルカン山脈の概要
- 3 歴史
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