ウーリークモザル属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/16 06:37 UTC 版)
ウーリークモザル属(ウーリークモザルぞく、学名: Brachyteles)は、クモザル科の属の一つ[1]。ムリキ(muriqui)としても知られている。クモザルやウーリーモンキーと近縁である[1]。南方種(B. arachnoides)と北方種 (B. hypoxanthus) の2つの種がある[1]。これらは新世界猿(広鼻下目)の最大の種であり、北方種は世界の全てのサルの中でも絶滅の危機に瀕している種の一つである[2]。これらは、ブラジル南東部の海抜1500メートル付近の大西洋森林でのみ見られる。
- ^ a b c d Groves, C. P. (2005). "Order Primates". In Wilson, D. E.; Reeder, D. M. Mammal Species of the World: A Taxonomic and Geographic Reference (3rd ed.). Johns Hopkins University Press. p. 151. ISBN 978-0-8018-8221-0. OCLC 62265494.
- ^ Chaves, Paulo B.; Alvarenga, Clara S.; Possamai, Carla de B.; Dias, Luiz G.; Boubli, Jean P.; Strier, Karen B.; Mendes, Sérgio L.; Fagundes, Valéria (2011年6月3日). “Genetic diversity and population history of a critically endangered primate, the northern muriqui (Brachyteles hypoxanthus)”. PLoS ONE 6 (6): e20722. doi:10.1371/journal.pone.0020722 .
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