アラワク語族とは? わかりやすく解説

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アラワク語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 00:59 UTC 版)

アラワク語族(アラワクごぞく、: Arawakan family)またはアラワク諸語(アラワクしょご、: Arawakan languages)とは、いわゆる新世界において最大の規模を誇る語族である。中南米の広域にわたって分布し、この言語群の中ではワユ語が最も大きく、ガリフナ語がこれに続く[2]。場合によってはマイプレ諸語(マイプレしょご、: Maipurean, Maipuran)という括りが用いられることもある。


  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “アラワク語族”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/araw1281 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag カウフマン(2000)。
  3. ^ a b c 原(2013)。
  4. ^ 長谷川(2013)。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 細川(1988)。
  6. ^ a b Kaufman (1994) では「非マイプレ・アラワク系、またはほとんど分っておらず分類できない言語」とされている。
  7. ^ a b カウフマン(2000)では「ワウラ・メイナク語」(: Waurá-Meinaku language)扱いである。
  8. ^ Lewis et al. (2015) は Crevels (2007) を引用して話者数を1人としている。
  9. ^ 細川(1988)では「クリム語」(Kurrim)の別名の一つとして Corripaco が見られ、カウフマン(2000)では「カル語(域)」(: Karu language (area))の下位区分として「イペカ・クリパコ方言群/(新生)語」(: Ipeka-Kurripako dialect group / emergent language)が置かれ、「クリム」(Kúrrim)は自称とされている。
  10. ^ 細川(1988)では「クリム語」の別名として Baniwa や Issana、Maniba が挙げられ、カウフマン(2000)では「カルタナ・バニワ方言群/(新生)語」(: Karútana-Baniwa dialect group / emergent language)が置かれている。
  11. ^ a b Kaufman (1994) ではテレナ語の方言扱いとされている。
  12. ^ ほぼ Lewis et al. (2015) の Campa に相当する(参照: カンパ語英語版)。
  13. ^ カウフマン(2000)にはアシェニンガ新生語(: Ashéninga emergent language)アプルカヤリ方言が見られる。
  14. ^ カウフマン(2000)にはアシェニンガ新生語アトゥシリ方言が見られる。
  15. ^ カウフマン(2000)にはアシェニンガ新生語上ペレネ方言(Upper Perené)が見られる。
  16. ^ カウフマン(2000)にはアシェニンガ新生語ピチス方言が見られる。
  17. ^ カウフマン(2000)にはアシェニンガ新生語ウカヤリ方言が見られる。
  18. ^ カウフマン(2000)にはマツィゲンガ新生語カキンテ方言が見られる。
  19. ^ カウフマン(2000)にはマツィゲンガ新生語ノマツィゲンガ方言が見られる。
  20. ^ a b Lewis et al. (2015) においては蔑称扱いとされている。
  21. ^ Aikhenvald (2001:172).
  22. ^ a b Aikhenvald (2001:185).


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