三省堂 大辞林 |
きこぼ・す 【着▽零す】
「きこぼす」の用例一覧
杉田久女 朱欒の花のさく頃 (青空文庫)
な屋敷町の塀の上から、或は富野辺の大きなわら屋根の門口から、まっ白い膚橘の花が匂ってきたり、まっ白に散りしいたりしているのは中々感じのいいものである。朱欒の花は夏橙や柚の花よりずっと大きくて花数もすくないが、膚橘の方はもみつけた様に花を咲きこぼす...
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正岡子規 かけはしの記 (青空文庫)
の珊瑚さてもいぶかしと裏に廻れば矢張り茱萸なり。二十五六ばかりの都はづかしきあるじの女房親切にそをとりてくれたり。峡中第一の難処といふ鳥居嶺は若葉の風に夢を薫らせて痩せ馬の力に面白う攀ぢ登る。 馬の背や風吹きこぼす椎の花 頂にて馬を下りつく/\四方...
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