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FXやCFDのチャイキンボラティリティとは

 

FXやCFDのチャイキンボラティリティ(Chaikin's Volatility)とはEMA(指数平滑移動平均)を用いたテクニカル指標のことです。

チャイキンボラティリティは、n日間の高値と安値との差のEMAを求め、それをn日前のEMAと比較したものをパーセンテージで表します。


上の図は、金先物のチャートにチャイキンボラティリティを描画したものです。

上の図から、価格がある程度上昇すると、チャイキンボラティリティの値も上昇していることがわかります。赤色の丸で囲んだ部分になります。


上の図は、日経平均株価(日経225)のチャートにチャイキンボラティリティを描画したものです。

上の図の赤色の四角で囲んだ部分では、日経平均株価が大きく下降しています。この時、チャイキンボラティリティの値は大きく上昇しています。このように、価格が大きく下げた時にもチャイキンボラティリティの値は大きく上昇します。


上の図は、大豆先物のチャートにチャイキンボラティリティを描画したものです。

上の図の赤色の四角で囲んだ部分では、大豆の価格はゆるやかに上昇しています。この時、チャイキンボラティリティの値はほとんどマイナス圏で横ばいに推移しています。このように、僅かな値動きの場合、上昇トレンドであってもチャイキンボラティリティの値は大きく変動することはありません。
(2012年08月20日更新)



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