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FXの損切りのタイミングは

 

FX(外国為替証拠金取引)の損切りのタイミングは、投資スタンスにより異なりますが、一般的な損切りは次のようなケースが考えられます。

▼IFD
IFD(イフダン)によって損切りのタイミングを決定します。例えば、USD/JPYを80円で買い注文して79円になったら損切するというものです。あらかじめ損切り額を自分で設定できるため、損失額を抑えることが可能です。

▼トレール
トレールによって損切り幅を設定します。例えば、USD/JPYを80円で買い注文して1円下がったら損切するというものです。ただしトレールの場合は、為替レートが80円から80.50円になれば損切り額は79.50円へ切り上がります。もし為替レートが82円になれば81円で決済されるため、損切りにはなりません。このようにトレールでは、最大損失額を限定することができます。

▼ロスカット
証拠金維持率の低下による強制決済で、結果として損切りになります。ロスカットの場合には損失額が最大になるため、良い損切りとはいえません。

▼テクニカル指標
テクニカル指標によって損切りのタイミングを図るものです。IFDやトレールは、テクニカル指標に頼らない損切りでしたが、テクニカル指標の場合には、ある一定の数値に達したらそこで損切りをするというものです。


上の図はチャートとテクニカル指標のRSIを描画したものです。赤色の丸で囲んだ部分で売りエントリーをしたものの一向に下がらないため、黄色の丸でかこんだ部分で損切りをするケースです。
(2012年05月30日更新)



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