ネット証券の口座開設の基準は |
ネット証券に口座を開設するには、一定の基準をクリアしなければなりません。
以下は、ネット証券の口座開設の一般的な基準です。ネット証券と証券会社との口座開設の基準の違いは、インターネット利用環境があるかどうかで、その他はほとんど同様の基準になっています。
以下は、ネット証券の口座開設の一般的な基準です。ネット証券と証券会社との口座開設の基準の違いは、インターネット利用環境があるかどうかで、その他はほとんど同様の基準になっています。
- 日本国内に居住していること
- 日本国内に居住している外国人は基準内になります。なお、日本国外に1年以上居住している人や、期間の定めない海外転勤者、海外留学生などは基準外になります。
- 口座開設時に署名と捺印ができること
- 口座開設者が口座開設申込書に直接、署名と捺印する必要があります。
- インターネットの利用環境があること
- ネット証券では、インターネットを通じて株式取引を行います。そのため、インターネットの利用環境のあることが条件になります。なお、一部のネット証券ではパソコンのスペックやOS、ブラウザなどを指定している場合がありますので、口座開設の申請時にはあらかじめチェックする必要があります。
- 電子交付に承諾すること
- 「取引報告書」や「目論見書」などを紙媒体ではなく、電子交付で行う場合があります。このような場合には、電子交付に承諾する必要があります。
- 日本語での会話が可能なこと
- ネット証券の場合、会話することなく株式売買が行えます。しかし、緊急時などでは電話連絡するケースもあるため、日本語での会話ができることが条件になります。
- 個人情報を正確に伝えること
- 住所や名前、年齢、勤務先などの個人情報を偽りなく提供することが条件になります。
- 証券会社に勤務していないこと
- 証券会社に勤務している場合は株式取引が禁止されています。
- 未成年者の場合
- 民法で定められた未成年者の場合は、親権者の同意や親権者との続柄を証明した書類の提出が必要になります。また、資産管理や取引管理は親権者が行うことが条件になります。未成年者の場合、通常の株式取引は可能ですが、信用取引はできない場合が多いようです。
(2012年07月01日更新)