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ロシア国防省によると、首都モスクワで30日朝、無人機8機による攻撃があった。プーチン大統領は同日に国営テレビで「ウクライナはロシア国民を脅す道を選んだ。テロ行為だ」などと非難し、報復措置を示唆した。ウクライナは関与を認めていない。
露国防省は8機のうち5機を地対空ミサイルで撃墜し、3機を電子戦装置で無力化したと主張した。3機は市南西部にある3か所の高層住宅の上層階に接触したが、重傷者はいないという。撃墜された機体は、プーチン氏の公邸や政府高官の邸宅が集中するモスクワ郊外などに点在したという。
ウクライナ大統領府顧問は30日、地元テレビで「我々と直接の関係はない」と述べる一方、「同種の攻撃は増えるだろう」と予測した。
今回の攻撃は、モスクワへの無人機攻撃として過去最大規模で、露独立系メディアは攻撃に30機前後が関わったとの見方を伝えた。