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【ロンドン=池田慶太】エストニアとラトビアの議会は21日、ロシア軍によるウクライナ市民虐殺を「ジェノサイド(集団殺害)」と非難する声明をそれぞれ発表した。各国議会や国際機関にも、ジェノサイドと認定するよう促している。
エストニア議会の声明は、首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで、市民に対する殺人や連れ去り、拷問、レイプがあったとし、「組織的で大規模な戦争犯罪」と非難した。その上で国際社会に〈1〉エネルギー取引停止を含む対露制裁強化〈2〉ウクライナへの軍事支援・人道支援の継続――などを求めた。
ラトビア議会は、戦争犯罪に責任がある全ての人物を司法の場で裁くよう訴えた。