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【ニューデリー=小峰翔】インド洋の島国スリランカの最大都市コロンボ近郊で3月31日、深刻な経済危機を招いたとしてゴタバヤ・ラジャパクサ大統領への不満を強める市民が辞任を要求し、大統領の邸宅を包囲した。
異例の抗議デモに、治安当局は4月1日朝までの外出禁止令を発令。強制排除に乗り出した治安部隊とデモ参加者が衝突し、少なくとも45人が逮捕された。
スリランカは外貨不足による輸入制限で、燃料や生活必需品の価格が高騰。発電所も十分に稼働できず、3月31日には13時間の計画停電を実施すると発表し、市民の怒りが噴き出した。