完了しました
【ワシントン=田島大志】米国防総省は7日、ロシアによるウクライナ侵攻への対応として、米兵500人を欧州に増派すると発表した。欧州に駐留する米軍部隊は、一時的に10万人規模に達する見通しだ。
米国本土から、ギリシャにKC135空中給油機を再配置し、ポーランドとルーマニアには航空支援作戦本部を設置する。ドイツにも後方支援に向けた300人の部隊を派遣する。
国防総省のジョン・カービー報道官は7日の記者会見で、「現在の安全保障環境に対応し、NATO(北大西洋条約機構)の同盟国の抑止力と防衛力を強化するためだ。一時的なもので、状況に応じて継続的に態勢を調整する」と説明した。