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評・南沢奈央(女優)
坊さん、インターネットをやりすぎている。
主語が「坊さん」になった途端に、「非日常かつ奇抜な感じ」になる。でも同時に、親近感が湧く。SNSでの自分の行動や発言に対する「反応」を追いかけてしまう。愛媛県・栄福寺の住職である著者は、その一人なのだと言う。
本書は、お坊さんとして、二児の父として、現代人として、日常を
<日々に
経典との付き合い方について書かれた一節。一過性のネット上の情報、他人の反応に気を取られていると、失うものがあるのだと我に返る。そして今必要なのは、「ぼーっとした待つ時間」。
日々の気付きの中から、「生きる上で大切な感覚」をしっかり