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歌行燈(1943)

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歌行燈(1943)

自らの才能にうぬぼれるあまり人を死に追いやり、勘当の身となった能楽師が、流転の人生を歩むことに。成瀬巳喜男監督が泉鏡花の小説をもとに手掛けた「芸道もの」の傑作。

戦時中、国家総動員体制により、映画界においても当局による統制が図られる中、日本古来の伝統芸能を主題に据えた「芸道もの」が隆盛。そんな中、成瀬監督が、先にやはり「芸道もの」の傑作である溝口健二監督の「残菊物語(1939)」でも主演を務めた新派の名優・花柳章太郎を主役に迎えて、泉鏡花の同名小説を映画化。運命のいたずらにより、かつて自分が死に追いやった男の娘と再会を果たした能楽師の主人公が、早朝、松林の中、山田五十鈴扮するヒロインに舞いを伝授する美しい名場面は、何はなくとも必見。

歌行燈(1943)

自らの才能にうぬぼれるあまり人を死に追いやり、勘当の身となった能楽師が、流転の人生を歩むことに。成瀬巳喜男監督が泉鏡花の小説をもとに手掛けた「芸道もの」の傑作。

明治の時代。東京で当代随一の能楽師の名人とうたわれる恩地喜多八は、地方巡業の旅に出ている最中、伊勢には評判の謡の名人がいるという噂を耳にする。喜多八は、素人を装ってその評判の名人たる按摩師の宗山に会いに行き、自分の実力を知らしめて相手を屈服させた末に、宗山は自殺してしまう。父親で師匠の源三郎から勘当を言い渡された喜多八は、以後、門付けとなって各地を放浪。一方、宗山の遺児・お袖も苦難の人生を歩み…。

作品データ

  • 制作年/1943
  • 制作国/日本
  • 内容時間/94分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
恩地喜多八 花柳章太郎
お袖 山田五十鈴
次郎蔵 柳永二郎
恩地源三郎 大矢市次郎
宗山 村田正雄

スタッフ

  • 監督
    成瀬巳喜男
  • 脚本
    久保田万太郎
  • 撮影
    中井朝一
  • 音楽
    深井史郎

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