人気ドラマシリーズ「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」のトニー・ディノッゾ（マイケル・ウェザリー）とジヴァ・ダヴィード（コート・デ・パブロ）が主人公の新スピンオフシリーズ（全10話）が製作される。「マジシャンズ」や『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』のジョン・マクナラが脚本を手がけ、今年中に撮影を開始するそうだ。
「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」は、24シーズン続く米CBSの人気シリーズ。これまでスピンオフ作品「NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班」や「NCIS: ニューオーリンズ」、「NCIS: ハワイ」、「NCIS：シドニー」が放送されているが、今年はすでにもう一作品、マーク・ハーモンが演じた主人公リロイ・ジェスロ・ギブスの若き日を描く前日譚「NCIS: Origins（原題）」の製作も決定している。
「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」で、ジヴァは故郷イスエルの自宅で爆撃に合い、ショックを受けたトニーはジヴァとの娘を育てるためにNCISを離れたが、その後ジヴァは生きていることがわかり、トニーの父の手紙で、3人がパリで暮らしいることが伝えられた。新シリーズでは、その後の親子3人の物語となるという。トニーが経営するセキュリティー会社が攻撃され、犯人特定と解決のため、3人がヨーロッパ中を駆け巡る様子が描かれるようだ。主演のウェザリーとパブロ、脚本のマクナラは製作総指揮も担う。
この正月、トニーとジヴァの再会をX（旧ツイッター）で匂わせていたウェザリーは、「何年もの間この物語について話し合ってきましたが、ジョン・マクナラを迎え、ついに準備が整いました」と声明を発表。「トニーとジヴァ（そして娘タリ）の世界は、アクション満載、愛と危険、涙と笑いに満ちたジェットコースターになるとお約束します。また、“ティヴァ（トニー＋ジヴァ）”を長年サポートしてくださった世界中のファンに感謝します。今日に至るまで、どれほどこのキャラクターを愛しているか、彼らがその後どうしているかとスーパーマーケットや街頭で声をかけてくれました。本作は皆さんのものです！」
Text: Tae Terai
