〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の追悼イベント「INOKI BOM―BA―YE×巌流島in両国(猪木祭り)」(28日、東京・両国国技館)の閉会式で、〝元暴走王〟小川直也氏(54)がイベントの継続を宣言した。

 セレモニーが始まると小川氏は藤原喜明組長、安田忠夫氏とともにリングイン。続いて猪木さんが、自身の引退セレモニーで「道」をスピーチする映像が大型スクリーンに映し出された後、出場選手のほかゲストのエンセン井上、飯伏幸太、魔裟斗らもリングに上がった。

 代表してマイクを持った小川氏は、観客に感謝の言葉を述べた後、「猪木さんにいい弔いができたと思います。猪木さんのイベントをこれからも『闘魂イベント』として、〝闘魂〟という言葉を絶やさず続けていきたいと思います」と継続開催を力強く宣言した。

 また、大みそかに格闘技イベント「RIZIN.40」(さいたまスーパーアリーナ)を控える榊原信行CEOもマイクを持ち、「12月31日はRIZINなりの猪木さんへのレクイエムをやりたいなと思っています。足元にも及ばないですけど、その気持ちは持っていいと思うので、僕なりの猪木イズムを突き進んでいきたいと思います」と意気込みを語った。

 最後は猪木さんの〝懐刀〟藤原組長がマイクを持ち「俺じゃダメかい?」とニヤリ笑ってから「1、2、3、ダー!!」と叫んで大会を締めくくった。