ロシアフィギュアスケート界のトップ選手で2019年GPファイナル女王のアリョーナ・コストルナヤ(18)が手術に踏み切ることになった。

 ロシアメディア「スポーツ」などによると、コーチのブヤノワ氏が「腰部の損傷で手術を受けることになった。私たちの美しいアスリートの1日も早い回復を期待している」と明かした。

 レベルの高いロシア女子で存在感を見せ、北京五輪代表3枠入りへ期待が高かったが、代表選考会を兼ねるロシア選手権を前に右手を骨折欠場。夢舞台に立つことはできなかった。その後、エテリ・トゥトベリーゼ・コーチの元を去り、ブヤノワ氏に師事。再び氷上に戻ってきたが、ケガを治すことが先決のようだ。

 同メディアに対し、ブヤノワ氏は「このような状況で見捨てられることはない。仕事上の問題はまったくないし当然、彼女はすでに私たちのものです。コーチ陣が総出で彼女を氷上で待っています」と語っている。

 度重なる試練を乗り越えたいところだ。