神奈川県で過去最多に並ぶ147人感染 累計1万人超え 

2020年11月14日 18時57分

神奈川県庁

 神奈川県内で14日、過去最多に並ぶ147人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。感染経路不明は67人。累計は1万0041人となり、1月に初めて確認されて以来の感染者数が1万人を超えた。県や横浜、川崎など5市の保健当局が発表した。
 横浜市は76人の感染を発表。すでに感染者が3人出ていた高齢者グループホームで新たに入居者4人の感染が分かり、クラスター(感染者集団)となった。クラスターの起きた昭和大藤が丘病院(青葉区)で職員5人と入院患者1人、さいわい鶴見病院(鶴見区)で事務職員1人の感染が判明した。
 相模原市は13人の感染を発表した。このうち2人はクラスターが発生したふじの温泉病院(緑区)の入院患者。同病院の感染者は計90人となった。市監査委員事務局の30代女性職員の感染も判明したが、市の業務に影響はないという。横須賀市は7人を発表。50代男性はゴミ収集作業に従事する市職員で、市民との接触はなかったとしている。
 県は県内医療機関で働く鎌倉市の20代女性など17人の感染を発表。クラスターに関連した感染はなかったとしている。
 川崎市は川崎区の50代女性介護士ら男女30人、藤沢市は80代男性ら4人をそれぞれ発表した。

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