台東区長選は無所属現職の服部征夫さんが3選 服部さんってどんな人?
2023年4月24日 00時23分
服部さんは午後11時すぎ、当選確実の報を受けて事務所に姿を見せると右腕を掲げてガッツポーズ。笑顔で取材にも応じ、「新型コロナのために会えていなかった方たちとも選挙戦で久しぶりに会って励まされた。手応えは感じていた」と振り返った。
地元選出の自民党・辻清人衆院議員、鈴木純都議らの支援を受け、同党の区議選候補とともに街頭などに立った。3期目に向け「コロナを乗り越えて、地域活動をもう一度、活性化させたい。街頭で頂いた声を政策にしてお返しすることも大事だ」と意欲を述べた。
区議を6期務めた堀越さんは、党派を超えて区政刷新への支持を幅広く呼びかけたが、及ばなかった。
◆現場主義 職員に感謝
学生時代は雄弁会に所属。26歳で衆院議員秘書になり、その後、区議、都議、そして区長に。政治一筋の道を歩んできた。
区内の歴史的な魅力を掘り起こす「江戸ルネサンス事業」は肝いり。「江戸時代から続く歴史と文化、そして、民間と区職員の活力で世界に輝く台東区にしていきたい」と語る。
地域をくまなく歩く現場主義がモットー。区長になるとなかなか時間はないが「職員が本当に歩いてくれている」と感謝する。
趣味は読書。歴史ものが好きで、特に池波正太郎と司馬遼太郎の作品を好む。
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