「千と千尋―」原作舞台 ロンドンの劇場で来年4月から3カ月上演 橋本環奈&上白石萌音ダブル主演

[ 2023年8月2日 18:00 ]

橋本環奈
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 東宝は2日、宮崎駿監督の人気アニメ映画「千と千尋の神隠し」を原作とした舞台を、来年4月から3カ月にわたり、ロンドンの劇場「ロンドン・コロシアム」で上演すると発表した。主演の千尋役は、橋本環奈(24)と上白石萌音(25)がダブルキャストで務める。海外で、日本の俳優による日本語での長期上演は珍しい。

 橋本は「ロンドンで千尋を演じるなんて、矜持を持って臨みたい」、上白石は「ロンドンの方にどう届くのか楽しみですし、とても幸せで光栄なこと」とコメントした。

 東宝によると、ロンドン・コロシアムは約2300席で、ロンドンの劇場街「ウエストエンド」で最大規模という。東宝と現地の制作会社「PWプロダクションズ」との共同制作で、演出は、英ロイヤル・シェークスピア・カンパニー名誉アソシエイトディレクターのジョン・ケアードさん。

 ロンドンでは宮崎監督のアニメ映画を原作とした舞台「となりのトトロ」が現地で制作され、4月に英国演劇界で最も名誉ある「オリビエ賞」で6賞を獲得。11月からの再演が決まっている。

 「千と千尋―」は2022年、東京・帝国劇場などで橋本と上白石が主演し初演された。

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