フジ「水10」ドラマ6年ぶり復活!間宮祥太朗がプライム帯連ドラ初主演、4月スタート「ナンバMG5」

[ 2022年1月19日 05:00 ]

フジテレビで水曜午後10時枠に新設されるドラマ「ナンバMG5」で主演を務める間宮祥太朗
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 フジテレビの水曜午後10時枠で、4月から6年ぶりにドラマが復活する。新たなスタートとなる第1作の主演に抜てきされたのは俳優の間宮祥太朗(28)。「新しくできる枠の主演というオファーなので、相応の重圧は感じつつ、声をかけていただけたことをありがたく思っています」と気を引き締めている。

 タイトルは「ナンバMG5」で、小沢としお氏による人気漫画「ナンバMG5」と「ナンバデッドエンド」が原作。筋金入りのヤンキーが“普通の高校生”になることを目指す物語だ。監督はフジの大ヒットドラマ「踊る大捜査線」シリーズなどを手がけた本広克行氏(56)が14年ぶりに同局ドラマを手掛ける。

 間宮が地上波のプライム帯(午後7~11時)の連続ドラマで主演を務めるのは今回が初めて。「(主人公の)周囲を巻き込んでいく面と、巻き込まれていく面、どちらも根の部分での天真爛漫(らんまん)さや純朴さが表れていると思うので、気持ちよく演じたい」と意気込んでいる。

 これまで水曜10時枠では「ショムニ」(98年)「家族ゲーム」(13年)など多くの名作が放送された。中でも13年の「リーガルハイ」は初回放送が21・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど大ヒットした。ドラマ以外でも「夜のヒットスタジオ」や「ボキャブラ天国」シリーズなど広く視聴者に愛されてきた。

 編成担当の上原寿一氏は「新枠では、いわゆる刑事ドラマや医療ドラマなどどこかで見たことがあるドラマではなく、この枠でしか見られないような新しいドラマにチャレンジしていきたい」と狙いを説明。同時間帯は日本テレビが「ごくせん」(02年)、「家政婦のミタ」(11年)、昨年は「ハコヅメ」などヒット作を連発している人気連ドラ枠、テレビ朝日は「報道ステーション」、TBSが「水曜日のダウンタウン」を放送中で各局がしのぎを削り合う激戦区だ。今回ドラマ枠を新設し視聴率戦争に殴り込みをかける。

 なお現在、フジテレビで放送中の「突然ですが占ってもいいですか?」は放送曜日や時間を変更してレギュラー放送を継続する。

 ▽ナンバMG5 筋金入りのヤンキー一家「難破(なんば)家」の次男・剛(間宮)が、「ヤンキーをやめたい」との思いから家族に内緒で健全な高校に入学するという物語。特攻服と制服を着替える生活を送りつつ、結局不良の世界に巻き込まれてしまい、正体不明の最強ヤンキーとしてのし上がってしまうコメディー作。05~08年に「週刊少年チャンピオン」で、続編「ナンバデッドエンド」は08~11年に連載された。

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