太田光、希林さんの“男気”語る 向田邦子さんとの関係性「お互い尊敬していた」

[ 2018年9月20日 12:10 ]

「爆笑問題」太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(53)が、15日に75歳で亡くなった女優の樹木希林さんと脚本家の向田邦子さん(享年51)との秘話を紹介した。

 太田は18日放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)で希林さんの訃報に触れ、思い出話を述懐。その中で、希林さんが語っていたという、向田さんとのエピソードを披露した。

 希林さんが出演したTBSドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」の脚本を務めたのが向田さん。太田によると、希林さんは当時、台本の仕上がりの遅さに立腹して向田さんに電話をかけ「筋だけでいいから送ってください」と訴えたといい、当時を振り返った希林さんが「若気の至り。あんな大それたことを、偉大な作家な向田さんによく言えたって、今思ってますよ」と話していたと明かした。

 また、向田さんが飛行機事故で亡くなった際、向田さんの同業者の中に「取材旅行と称して、出版社からお金を出してもらって旅行に行って事故に遭った」と書いた人物がいたことにも言及して「私は、あれは本当に怒りがこみ上げてきて。その方とは、一切、仕事をしないと決めました。未だに仕事してないです」と話していたエピソードも披露した。

 こういった希林さんと向田さんとの関係性に、相方の田中裕二(53)が「単純に好き嫌いの話じゃないですね」と話すと、太田も「希林さんの男気。樹木希林さんも、向田邦子さんも、決して言葉にはしない。けれども、自分の中で『この人』って決める部分っていうのがあって。お互い尊敬してたんだなって思いましたね」としみじみ語った。

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2018年9月20日のニュース