WBCがライトフライ級統一王者・拳四朗にブドラーとの指名試合を義務づけ 総会で全階級の指名試合発表
プロボクシングのWBC&WBA統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30=BMB)に対し、WBCが同級1位ヘッキー・ブドラー(34=南アフリカ)との指名試合を義務づけた。WBCが9日、メキシコのアカプルコで開催中の年次総会で全18階級の指名試合を発表した。
寺地は1日、さいたまスーパーアリーナで行われた王座統一戦で京口紘人(28=ワタナベ)に7回TKO勝ちし、WBC王座の初防衛とともに京口が保持していたWBAスーパー王座と米リング誌認定ベルトを獲得。同じ興行で岩田翔吉(26=帝拳)を下したIBF同級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)との3団体統一戦を希望していた。
ブドラーは元WBA世界ミニマム級王者で、18年5月にWBA&IBF統一世界ライトフライ級王者だった田口良一(ワタナベ)に判定勝ちして2階級制覇に成功。IBF王座を返上後、同年12月に京口に10回TKO負けして王座から陥落したが、今年6月に挑戦者決定戦を制してWBC1位となっていた。通算38戦34勝(10KO)4敗。
バンタム級では3団体統一王者・井上尚弥(29=大橋)が12月13日にWBO同級王者ポール・バトラー(33=英国)を破って4団体王座統一に成功し、階級変更に伴って王座を返上した場合、6月に井上に敗れた前王者で同級4位のノニト・ドネア(39=フィリピン)と同級1位ジェイソン・モロニー(31=オーストラリア)が空位の王座決定戦を行うことが発表された。ドネアは8月に現役続行を表明した際、スーパーフライ級に下げてWBO同級王者・井岡一翔(33=志成)との対戦などを希望していた。
また、ジェシー・ロドリゲス(22=米国)が王座を返上したスーパーフライ級では、12月3日に米アリゾナ州で行われるフアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)―ローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア、帝拳)を王座決定戦とした。ヘビー級では王者タイソン・フューリー(34=英国)への挑戦者決定戦として元3団体統一同級王者アンディ・ルイス(33=米国)と元WBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(37=同)の対戦が義務づけられた。
2022年11月10日のニュース
-
坪井智也は決勝進出逃す 世界王者対決の準決勝で0―5判定負け アジア選手権男子フライ級
[ 2022年11月11日 00:35 ] 格闘技
-
男子ミニマム級で荒竹一真が決勝進出 日本男子39年ぶりV狙う アジア選手権
[ 2022年11月10日 19:50 ] 格闘技
-
12・5川浦龍生vs高山涼深が中止 高山が負傷で棄権 日本Sフライ級王座決定戦
[ 2022年11月10日 16:53 ] 格闘技
-
平本蓮、ヒカルの新企画に参加も“酷評”「ブレイキングダウンっぽすぎて早く帰りたい…」
[ 2022年11月10日 15:13 ] 格闘技
-
12・13初防衛戦の東洋太平洋Sバンタム級王者・武居由樹らが3日間の伊豆合宿を打ち上げ
[ 2022年11月10日 12:56 ] 格闘技
-
WBCがライトフライ級統一王者・拳四朗にブドラーとの指名試合を義務づけ 総会で全階級の指名試合発表
[ 2022年11月10日 08:23 ] 格闘技
-
【ONE】日本人初の立ち技王者・秋元皓貴 初防衛戦は“完封”テーマ「ONEでこの階級の世界一は自分」
[ 2022年11月10日 05:30 ] 格闘技
-
京口紘人 現役続行へ「皆さんの前で戦う姿を見せたい気持ちが強くなった」
[ 2022年11月10日 05:15 ] 格闘技