山崎氏「4番・指名打者」でスタメン 初回“最後の打席”は併殺打

[ 2014年3月21日 14:19 ]

<中・楽>1回、山崎は二塁併殺に倒れる
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オープン戦 中日5―5楽天

(3月21日 ナゴヤD)
 昨季引退した元中日の山崎武司内野手(45)が特例で1日限定で現役復帰し、自身の引退試合として行われた楽天戦(ナゴヤドーム)に「4番・DH」で先発。初回1死一、二塁のチャンスで迎えた野球人生最後の打席は、2ストライクと追い込まれながらも則本の140キロのストレートに食らいつき、二ゴロ併殺打だった。

 試合前にはややサイズが大きめの背番号「22」のユニホーム姿でナゴヤドームに登場。05~11年に在籍した楽天の選手らから握手を求められ、笑顔で応じた。

 「小学生が初めて少年野球チームに入団した時のような照れくさい気分。このドラゴンズの新しいユニホームに袖を通せるとは思わなかった。新聞を見たら、嶋が“たぶん三振でしょ”と言っていたんで、三振だけはしないようにします」と意気込んでいたが、宣言通り?の結果に終わった打席後は満場の拍手を浴び、苦楽を共にした谷繁兼任監督、後輩の選手、コーチらと握手をして感無量の表情だった。

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