西武が6連勝!涌井は脚がつったが13勝目

[ 2010年8月13日 21:47 ]

 【西武4-2オリックス】快調に投げていた西武の涌井を、アクシデントが襲った。2―0の六回2死無走者でT―岡田に四球を出した直後、突然右脚の裏を押さえた。右腕は「調子が良かったので、体の力を使いすぎた」。蒸し暑さもあって、脚がつってしまった。

 ベンチに戻ってストレッチ、そして水分を補給してマウンドに戻り、後続を抑えた。しかし七回、先頭のカラバイヨに本塁打を許し、その後1死二塁としたところでベンチに下がった。脚に異常を来した後は球速が落ち、本塁打を打たれたのも138キロの直球。「球に勢いがなかった。それを見て代えられた」と、13勝目にも喜べなかった。
 脚がつるのは高校時代からあったこと。ただ、前夜はシコースキーを八回途中から投入していたこともあり、涌井には完投が期待されていた。継投策を余儀なくされたが、七、八回を3投手でつなぎ、最後はシコースキーが締めて逃げ切った。
 次回への影響について、渡辺監督は「そんなに問題ない。多分、大丈夫」。エースのピンチを救援陣が何とか救い、昨年7月以来の6連勝につなげた。

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2010年8月13日のニュース