ユヴェントスがヴチニッチ退団を発表…アル・ジャジーラへ完全移籍

　ユヴェントスは4日、モンテネグロ代表FWミルコ・ヴチニッチが、アラブ首長国連邦（UAE）のアル・ジャジーラへ移籍することをクラブ公式HPで発表した。

　移籍金は630万ユーロ（約8億7000万円）で合意に至り、完全移籍で、アル・ジャジーラへ加入する。

　また、アル・ジャジーラも、クラブ公式ツイッターで、「クラブは、ミルコ・ヴチニッチ、ジョナサン・ピトロイパと正式に契約を結びました。詳細は来週の記者会見で明らかにされます」と、ヴチニッチの移籍発表に合わせて、フランスのレンヌからMFピトロイパの加入も明かしている。

　30歳のヴチニッチは、レッチェ、ローマを経て、2011年夏にユヴェントスに加入し、3シーズン在籍。2013－14シーズンはFWカルロス・テベスとFWフェルナンド・ジョレンテの入団やけがの影響もあって、セリエAでの出場は12試合に留まっていた。

　アル・ジャジーラは、現在PSVの監督を務める、元オランダ代表のフィリップ・コクー氏や、Jリーグの大宮アルディージャ、ヴァンホーレ甲府、ガンバ大阪、清水エスパルスでのプレー経験をもつFWバレーなどが在籍していた。