四国ＩＬｐｌｕｓ＝香川５年ぶり赤字　２３年経営報告

　四国アイランドリーグplusは12日、リーグ運営会社と加盟4球団の2023年の経営報告を発表した。香川オリーブガイナーズは約115万円の経常損失を計上。5年ぶりの赤字決算となった。
　香川球団によると、収入は営業を強化したことで約6173万円（前年比約3％増）となったものの、事務所移転や地域貢献活動の一環として大規模イベントを実施するなどした結果、支出が約6288万円（同約6％増）と想定を上回った。
　香川のほか、高知ファイティングドッグスが赤字を計上。リーグを運営するIBLJ、徳島インディゴソックス、愛媛マンダリンパイレーツは黒字を保った。
　23年シーズンの観客動員数はリーグ全体で4万2177人となり、22年シーズンを1720人上回った。香川の23年のレギュラーシーズンホーム戦の観客動員数は6375人で、1試合平均は187人だった。